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山姥と若い僧
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山姥と若い僧
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夜中、僧は何かを研ぐ音で目を覚ましました。壁の穴から隣の部屋をのぞくと、やさしそうなおばあさんは山姥に変わり、包丁を研いでいました。「きっと私を食べるつもりだ」と僧は思いました。
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「おばあさん、おばあさん、便所へ行きたいのです」と僧が言いました。「よいが、迷子にならないように、この縄を腰に結んでおこう」と山姥は答え、僧の腰に縄を結びました。
— 6 —
夜中、僧は何かを研ぐ音で目を覚ましました。壁の穴から隣の部屋をのぞくと、やさしそうなおばあさんは山姥に変わり、包丁を研いでいました。「きっと私を食べるつもりだ」と僧は思いました。
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