大工と鬼

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大工と鬼 — 6ページ
「おい、逃げるな。川を見ながら何をぶつぶつ言っていたのだ。」震えながら彦根は答えました。「橋をどうやって架ければよいか考えていましたが、何も思いつかなかったのです。」鬼は言いました。「橋だと? そんなものは無理だ。架けられるのは俺だけだが、人間にただで手を貸すつもりはない。」
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